実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
どう考えればいい? 葬儀の費用
2024年10月28日 11:22
葬儀の費用については、2021年のブログでも紹介しましたが、3年たち、ネットでは低価格のプランを打ち出している葬儀社がさらに多くなっています。
でも、その価格の中に含まれる費用を把握し分かっていないと、結局、必要な事や物を追加で選んでしまい、総合計が高額になってしまうことがあります。
そもそも、葬儀にかかる費用は、葬儀諸経費代、飲食代、ご供花代、返礼品代、司式者(ご寺院様等)の御礼代です。上記がすべて入っているか、確認することが大切です。
また、葬儀担当者の説明も重要であると思います。担当者の知識や経験からの判断がとても不安定だと思っても、念の為もう一人担当者より説明をしてもらうというのは不可能なことが多いものです。まして葬儀という特別な感情下で、適正・的確な正しい判断ができるとは限りません。担当者を信じて、委任する項目やケースも出てくるのではないでしょうか。
そうなると、ネット検索だけで決定するのでなく、直接話したり、その会社の社風を感じたり、施設を見学したり、または知り合いの方に紹介してもらったり、評判を聞いたり。以前葬儀を頼んだ会社が安心・信頼できるのであれば、再び同じ葬儀社に依頼してもいいでしょう。
葬儀は、決してやり直しができません。万が一後悔する結果になってしまったら、自分だけでなく、故人様に申し訳ないという気持ちがいつまでも続くように思います。
大切な故人様が歩まれた大きな人生の道のり、人間の尊厳にもっとも近い最後のお弔い儀式です。
しっかり残されたご家族様で話し合いをし皆様で納得し決定さることが良いでしょう。よく「家族に迷惑を掛けたくない」という声も聞きますが、今まで楽しいことも、辛いことも、苦しいことも、幸せなことも何もかも一緒に苦楽を共にし、迷惑かけたり、かけられたりしてきた家族です。
最後はありのままの自分で良いように思います。私の勝手な考えですが…。
金額はとても大切ですが、結局は「安心」「信頼」「実績(経験)」というところが肝になると思います。
当社は川崎の同じ場所で約100年続いてます。これからもこの地で、変わらない「まごころのご奉仕」で、お手伝いをさせていただきます。