実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
「後飾り」とは何ですか?
2022年4月22日 08:25
お葬式を終えて火葬されたご遺骨を、納骨までどこに安置すればいいですか? というご質問をいただきます。
答えは「後飾りの祭壇」です。
「後飾りの祭壇」は、葬儀後に、納骨されるまで、ご自宅にお飾りする仮祭壇。四十九日法要又は三十五日法要までお骨、遺影写真、位牌をご安置する祭壇として使用してます。1ヶ月半使用するものなので、リースは嫌がられまして、買取りになります。忌明けの際には、当社で処分に伺います。
でも、そのまま新盆を迎える当家は、お飾りする台として使用する当家もいらっしゃいます。(新盆を行う行わないは宗教宗派によります)
しばらく自宅に設置されるので、お参りに来られる方もいるので少し良い祭壇が欲しいという当家には、塗りの仮祭壇もご用意しております。
必ずこの祭壇ということではありません。ご自宅の仏壇の前机があればそちらにご安置されても宜しいですし、ご安置できるくらいの棚があれば、白い布やレースなどを掛けて使用される当家もおります。
葬儀後も自宅でゆっくり、心を通わせて、語り、手を合わせてご供養頂ければと思います。
後飾りの祭壇の例 左上:仏式 右上:神式 左下:キリスト式 右下:高級仏式