実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
初めての秋のお彼岸
2020年9月9日 14:16
今年の秋のお彼岸は、9月22日の秋分の日を中心に前後3日間の
9月19日~9月25日の7日間です。
お彼岸というのは、日本古来の信仰でその地方のしきたりや習わしがあり、
ご先祖の供養をする期間となります。
また自然(収穫等)に感謝するという意味もあります。
(お盆はご先祖様をお迎えし、そしてお送りし供養をします)
故人様が亡くなられて初めてお迎えするお彼岸ですので、
ご先祖様に対する供養もあり、しっかり法要を行わなければならないと考え思っている方も多いことと思います。
一般的に初彼岸では、法要を行わなくても良いのですが、お墓参りをします。
お墓参りだけをするのではなく、しっかりと供養をし故人様、
ご先祖様を供養なされたい場合は法要をされても良いと思います。
法要を行う場合は、檀家となっているお寺、菩提寺に依頼します。
または今までご縁のあるお寺様にお願いされても良いと思います。
法要をされる場所は、お寺でも、僧侶をご自宅に呼ばれても、
葬儀ホールを借りても良いでしょう。
どのような法要を行うかは、地域性や風習などを、
お寺や知っている方に伺い、事前に準備されてはいかがでしょうか。
今は、このコロナ禍ですので、家族だけで行うのが望ましいようにも思えます。
親戚の方々はそれぞれにご都合の良い時にお墓参りにいかれ、
法要を行うようでしたら、その時間に合わせて、
自宅で手を合わせていただいてもよろしいのではないでしょうか。
このご時世ですので親戚の方々も理解されることでしょう。
家族の方々と相談したり、親戚に相談したりするのも、
気持ちが安心すると思います。