実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
お盆のころ、火葬場は混雑?
2017年9月30日 10:54
今年の夏、東京の火葬場は特に混み合い、亡くなってから葬儀まで
10日も待ったという話を聞きました。
確かに込み合う時は、集中してしまう時もあり、
毎年なぜかお盆の前後は、仕事がいっきに立て込みます。
1年を通して、暑い時又は寒い時は亡くなる方が多くなり、
火葬場が込み合う傾向はあるようです。
暑い夏、10日も待つのでは、ご遺体は大丈夫なのだろうか。
状態を保つためにドライアイス代など余分な費用がかかってしまうのではと
心配される方もいらっしゃるでしょう。
そうですね。ドライアイス代、ご安置代は各葬儀社様によって違いますが、
1日にいくらかはかかると思います。
当社を例にしますと、ドライアイス代は8,000円、ご安置代は当社施行の場合は無料です。
当社安置ですと、下記のようなコールドルームがあり、
そちらに安置(無料)しますので、毎日のドライアイス代は必要ありません。
ただし、まったく必要ないかというとそうでもないです。
コールドルームはマイナス20度まで下げられますが、
長期間ですと顔が赤くなってしまいます。
3度くらいの設定で、安置期間が長い場合は、
3~5日に一度はドライアイスをお手当します。
火葬場の予約がとれなくて葬儀難民が増えているという話しも聞いたことがありますが、
火葬場は、市営や区営、民営がありますので、日程的なことを優先されるお客様には、
何か所もある火葬場をあたり希望の日程でお探します。
ですので10日待たないと絶対に火葬が出来ないということはありません。
打合せ時に、火葬場の空き情報を見ながら決められると良いと思います。
葬儀社によっては「火葬場の都合で・・・」というように、
コントロールされることがあるということを聞いたことがありますので、お気を付け下さい。