実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
安置場所についてと、安置から葬儀までの過ごし方について
2013年7月26日 16:57
【安置場所と準備について】
弊社の霊安室をご利用いただく場合は、24時間受け入れが可能です。
また、長い間お預かりできるように保冷設備もございます。
ご面会時間は、基本的には9時~17時までとさせていただいており、その時間帯であればご対面いただけ、お線香もお上げできます。(時間外でも事前にご連絡いただければ対応いたします。)一晩中付き添うことはできません。
ご自宅で安置される場合には、今まで使用していた布団一式(敷布団、掛け布団、枕)をご用意下さい。
掛け布団は薄めのものの方が良いです。枕が無い場合は、タオルケットを畳んで使用します。
安置後、使用した布団等は、弊社でお焚き上げができます(有料)。
ご自宅の間取りの状況によりますが、仏式ですと、北又は西に頭を向けてお寝かせします。
介護などで使用していたベッドをすぐに撤去手配が出来ない場合があるので、介護ベッドにお寝かせすることもできます。
お線香やろうそくなどは弊社でご用意させていただきます。葬具品が違うキリスト教、神道も対応いたします。
神棚があれば、半紙を貼り、仏壇は扉を開けて半紙を表に貼ってもらいます。(宗派ではなく、お寺様によって、開けるように又は締めておくようにと様々ですので、弊社ではそのように対応させていただいております。)
守り刀も弊社でご用意いたします。
お籠りされる方がいない場合、お休みになられる際は、ろうそく、お線香は消して頂くようにご案内しております。
他の葬儀社様にお願いされる場合には、安置施設が無い葬儀社もありますので、安置場所について事前に確認されることをお勧めいたします。
施設の無い葬儀社ですと、一般に誰でも利用可能な公的施設に安置するケースがあります。その際は、葬儀社側ではなく、その所有する施設側の制約があるので、注意が必要です。例えば、面会方式や面会時間等についての制約です。
公的施設の料金は、1日の料金で、川崎市のかわさき南部斎苑は1000円(川崎市内の方)、3000円(川崎市外の方)です。
※かわさき南部斎苑は葬儀社立会いの元でないと面会不可です。
臨海斎場ですと、港区区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区在住の方は3000円、それ以外の方は5000円です。
他に、各地域の自治会館や、お寺にご安置するケースもあります。
ただし、自治会館やお寺ですと、受け入れ時間帯等の制約がありますので確認が必要です。
ちなみに、当社の安置料金はなんと無料です。地域にご奉仕しております。
【葬儀までの間に弔問客がいらしたら】
お線香等を上げていただき、ご供物があればお供えいただきます。ご弔問の方のご芳名は記帳しておきます。
通夜・葬儀に参列できない方が、香典を持参されるケースもあります。
【葬儀までのすごしかた】
打合せから葬儀まで時間がありますと、知人や親戚からいろいろなアドバイスをいただき、喪主が戸惑うケースがよく見受けられます。
弊社がお客様にお話しする上で、「絶対にこうしないといけない」ということはございません。「前後左右無し」とお話しします。
喪主のお考えをしっかりとお伝えいただき、困ったことは弊社にご相談下さい。
「葬儀とはなんですか?」というお話しに、弊社では一貫して「お弔いする心です」と申しております。