実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
喪中ハガキで訃報を知った場合のお香奠はどうする?
2017年12月26日 14:18
喪中ハガキをいただいて、初めて亡くなったことを知ることがあります。
親しくしていたのに、知らずにお悔やみに伺えないとすれば、
喪中ハガキにご逝去された月が記載されていますので、
49日に(49日が過ぎていれば1周忌に)
お花とお供えをされてはいかがかなと思います。
知らされなかったということは、内々で葬儀をされたことが予想されますので、
香奠を送ったり持参するとかえって先方が気を遣われそうですので、
親しい中ならばまずは電話をしてお気持ちを伝えてはいかがでしょうか。
年末の忙しい時期、先方の心情を察しながら、
お手紙を書くという方法もあると思います。
香奠では先方が返礼を考えなければならなくなり、
そういうことを避けるために家族葬で心知れている身内で
葬儀を行ったということも考えられると思います。
心情をお察ししながら、お気持ちをお伝えできれば良いように思います。
逆に、喪中ハガキを読んだ方から香奠を受け取った場合についてですが、
無事に納骨と法要が終わりましたということで、
49日に香奠返しをされてはどうでしょう。
実際に喪中ハガキをもらい訃報を知って、
香奠を送るという方はいらっしゃいます。
受け取られた当家は、49日が過ぎていれば、
なるべく早めにお返しをされているようです。