実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
葬儀費用
2021年11月28日 14:29
事前相談で一番聞かれることは、やはり「葬儀費用」のことです。
今回は、「葬儀の費用」について、お話をしましょう。
葬儀費用は、
●各項目ごとにお客様に好みを選択して頂き金額を足して、積み上げ式で葬儀費用を出す形。
●30万円パック、40万円パック、50万円パックというように、費用をすでに合算して出しているパックを選択して頂く方法の二つがあります。
細かく項目を選択して金額を出すということは、細かく好みを伺い、必要なものはプラスして、不要なものは加えないということができますが、パックの場合は、ある程度決まっているので必要ない項目をパック価格から値引きすることは難しいですね。
良く分からないし、全体でいくらか教えてほしいというお客様にはパックの価格を出すと納得して頂けますが、何にどんな費用がいくらかかっているかを知りたいお客様には積み上げ式で、各項目ごとの見積りをお出ししてます。
中原屋では、基本的には無駄のないように、必要な分だけの清算にしておりますので、積み上げ式費用をお出ししております。
ですので、葬儀のあらゆることにおいて細かい知識が必要であり、詳細にお客様に説明しますので見積には少しお時間をいただいております。
(「ろうそく」や「線香」も価格が設定してあり、1箱でも2箱でも必要な分だけの清算です)
中原屋の見積もり例
その点では、お客様に説明しやすいのが「パック」の費用です。「Aプラン、Bプラン、Cプランどれに致しますか。〇〇~〇〇まで全て含まれてます。オプションで〇〇はいかがでしょうか。」といたってシンプルで、新人スタッフや葬儀経験の浅いスタッフでも説明可能です。
積み上げ式の場合で、当社で選択する項目(金額が違う項目。種類や規模に応じて金額が変わります。)は下記の通りです。
祭壇(白木祭壇の種類、金襴祭壇の種類、生花祭壇の種類)、
お棺、納骨容器、霊柩車(火葬場までの車)、
返礼品ギフト、施行場所、生花の種類、
車やバスの台数、大門の大きさ、納棺コース、遺影写真額、放送設備、ご自宅用のご遺骨安置祭壇、お料理の内容等。
パック祭壇ですと、金額の大きいパックは、上記の項目のグレードが良いものに変わっていきます。
パックに含まれる項目は、
祭壇、お棺、納骨容器、霊柩車、遺影写真、ドライ、線香、ろうそく、看板類、寝台車搬送料(10キロまで)、ご遺骨安置祭壇、出棺用花束、当社安置料、納棺の儀(着せ替え、メイク)、白木位牌、ごはん団子、案内スタッフ、焼香セット、受付セットなどです。
(セットに含まれないものは、生花やハイヤー、バス、返礼ギフトや料理、お布施です)
どちらもメリット、デメリットがあると思いますが、両方の料金体系を理解して納得のいく葬儀をするためにも、やはり事前相談 が必要だと思われます。