実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
喪中の時の年末年始の過ごしかた
2024年12月24日 10:19
ご逝去されてから一定期間は慎んで行動します。
49日間は忌中で、49日法要(神式は50日祭)で納骨し、満中陰をもって忌明けとします。
神棚封じもこの時に終えますが、葬儀を終えると仏壇も神棚も通常お参りできるようにされる方も多いようです。キリスト教の場合は喪中はありませんが、親族の方々の心情たるは察するところでございます。1年間は喪中ですので、喪に服します。
お正月もおめでたいことではないので、新年の挨拶は避け、事前に喪中ハガキを出し年賀欠礼の案内をします。間に合わない場合は、改めて寒中見舞いを送りその旨をお知らせします。
年越しそばには「健康で長生きできますように」という願いが込められていますので、食べるのは問題ありませんが、おせち料理はお正月をお祝いして食べるものなので、慎んだほうが良いでしょう。
派手な正月飾りは避け、神社参拝も避けます。
お歳暮は、日ごろの感謝をお伝えするものなので、贈っても問題ありません。