実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
弔電について —送る側—
2016年1月13日 15:09
葬儀に参列できない時に、ご遺族様に弔意を表すために電報を送ります。
深いお付き合いのあった方の中には、参列されていても弔電を出す方はいらっしゃいます。
葬儀日に司会者が頂いている弔電の代読を致します(家族葬の場合は省略される方が多数)。
よって弔電はそれまでに届いていないと代読はできません。読み上げる順を決める準備もありますので、通夜までに届くのが良いです。
一晩ありますので読み返すことができます。そして司会者は1通ずつ読み方の字の確認をします。(昔はカタカナでしたので不要でしたが・・。)
自宅にお届けするか、自宅の住所を知らない場合は施行されている葬儀社に届ければ当家へ渡して頂けます。その際、一筆添えられた方が丁寧かと思います。
通常は喪主名で送ります。
喪主が分からない場合またはその家族が知り合いで直接喪主を知らない場合には、その知り合いの方がそのご家族のどの位置なのかにもよると思いますが、知り合いの遺族の方の名でも良いと思います。
又は「故人名様ご遺族様」という形ではいかがでしょうか。
弔電は台紙の種類によってずいぶん料金がかわります。
いただいた弔電は弔電だけにして祭壇に御奉奠させて頂きますので、弔電と一緒になっている大きい品(例えば造花等)は外すことが多いです。弔電と一緒になっているお線香や塗盆はそのまま付けておくこともあります。
その弔電を喪主に渡して読み上げる順や読み方の確認をしますので、品物が付いていると確認
し辛いという点もあろうかと思います。
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